工房ブログ

平版ゴムローラー研磨 ① ~ゴム表面を削って新品同様に?!~

Q:ゴムローラーを長年使っていますが、ゴム表面にヒビ割れや、
少し凹凸が出来、インク盛りにローラームラが出ます。

ローラー表面を修理出来ますか?

A:修理可能です!

平版ゴムローラーも長年使用していると(平均5年前後)ゴム面に
インクの成分が染み込んで層を作りゴム面も硬くなり、小さなヒビ割れ、
多少の凹凸が発生し、新品時に位べるとローラー面のインク盛り付けも
悪くなります。

ゴムローラーの洗浄に適した溶剤で上手に手入れをしている場合は
特にヒビ割れ等は少なくなります。

お客様よりお預かりしたローラーの製品状態を拝見すると日常の
お手入れ方の答えがそこに出ています。

新品時の平版ゴムローラーはゴム片肉厚は約10ミリ位です。
通常の再研磨では表面を約1.5ミリ位 研ります。
十分ヒビ割れ、ムラ等が取れて、又新しいゴム面になります。
特別深いキズ取りでなければ1本のローラーで3~4回の再研磨が
可能です。
しかし、ゴム片肉厚が5ミリ位になるとゴムの弾力を失ってしまいます。

平版ゴムローラーの再研磨のタイミングは稼働時間にもよりますが、
約4~5年に一回位の依頼が多いです。

画像

先日、某美術大学より1本の平版ゴムローラー再研磨の依頼があり、
宅送の包装を開け、製造ナンバーを確認したところ、何と15年前に
出荷した当社のNEW平版ゴムローラーの初回研磨でした。

両端木製握り手部も写真の通りツヤツヤの使い易そうなベストな状態
ですが、表面にインク層の膜が出来、小さなヒビ割れ等がありました。

画像

ゴム工場の研磨機で再研磨とサンドペーパー仕上げにて
すっかり新品時と同ゴム表面となりました。

インク盛りテストにてピンホール・ローラームラ等の
最終チェック後、厳重な包装にて出荷となります。

※インク盛りテストに関しての記事
http://nakajima-roller.at.webry.info/201302/article_7.html

これで又、長年大切な道具として使用される事でしょう!

なお当社の平版ローラーでなく、別のメーカー様のローラーでも
再研磨可能ですので、ご相談下さい!

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