着肉性よし!版画&リトグラフ用に開発されたゴムローラー
当社は、元来、「アルミ手タイプ」と「木芯タイプ」の平板ゴムローラーを 約半世紀の永きに渡り、製造・販売して参りました。
そして、平成15年の春に、「アルミ手タイプ」と「木芯タイプ」両方の良さを合わせた「NEW平版ゴムローラー」を開発・新発売致しました。
新素材採用による三大特徴
半世紀に渡る販売実績を基に、 より良い製品へと進化を遂げました!
1.丈夫で使い心地が良い
アルミ芯と、木製握り手を組み合わせた、新しい平版ローラーです!
当社オリジナルの旧 木芯タイプ製品は、「木製の芯」にゴムを接着させて製造。
経年劣化でゴムがブカブカと剥がれてくることがございました。
しかし、NEW平版ゴムローラーは、「アルミ芯」にゴム巻き、焼き付けしますので、旧木芯タイプよりも頑丈で、耐久性が向上しました。
両手木製握り部は、木工挽物職人が1本ずつ丹精込めて製造。
この木製握り手に、「合成うるし」処理することで、傷に強くなり、耐久性アップを図りました。
加えて、艶出しによる高級感を演出した仕上りです。
新しい設計と仕様により、アルミ手タイプの平版ローラーのように丈夫で、 かつ使い心地が良い製品が誕生しました!
2.製造・直売メーカーの低価格
NEW平版ゴムローラーの製造のため、改めて工程や材料を見直し、コスト削減に成功致しました。
結果として、アルミ手タイプ平版ローラーよりも安価にお客様へ ご提供できる運びになりました!
3.大型・太口径ローラーも軽量仕上り (従来アルミ持ち手品と比較して)
比較すると、同じサイズのローラーの場合、「NEW平版ゴムローラー」の方が軽量な仕上がりとなります。
サイズが大きくなるほど、重量差が大きくなりますが、女性の方など重たいローラーを操作するのが、辛い方には優しい設計になっています。
2種の平版ゴムローラーの重量比較記事
製品写真
規格品 (在庫品)
特注品 (受注生産)
価格表
ゴム直径 × ゴム幅 | 重量 | 新品 | 再研磨 (修理) |
---|---|---|---|
φ11cm × 27cm | 1.9kg | ¥34,000 (¥37,400) | ¥7,700 (¥ 8,470 ) |
φ11cm × 30cm | 2.1kg | ¥36,000 (¥39,600) | ¥7,700 (¥ 8,470 ) |
φ11cm × 36cm | 2.5kg | ¥38,000 (¥41,800) | ¥8,600 (¥9,460) |
φ11cm × 40cm | 2.7kg | ¥41,000 (¥45,100) | ¥9,000 (¥9,900) |
φ11cm × 50cm | 3.3kg | ¥47,000 (¥51,700) | ¥12,000 (¥13,200) |
φ11cm × 60cm | 5.0kg | ¥56,000 (¥61,600) | ¥13,000 (¥14,300) |
φ17cm × 40cm | 5.2kg | ¥58,000 (¥63,800) | ¥15,000 (¥16,500) |
φ17cm × 50cm | 5.8kg | ¥65,000 (¥71,500) | ¥17,000 (¥18,700) |
φ17cm × 60cm | 7.0kg | ¥73,000 (¥80,300) | ¥18,000 (¥19,800) |
NBRゴム材質の「品質」と「硬度」について
肝心のゴム部分の材質は、国内印刷用ゴム・トップメーカーにより 開発された合成ゴム(NBR)素材です。
こちらの材質は、当社の得意先であるオフセット印刷各社様にもお使いいただいております。
インクの着肉性が良く、表面変化が少なく、 ゴム硬度も長期に渡り安定しています。
再研磨加工でより永い年月使用可能
NEW平版ゴムローラー新品ご購入時の「ゴム片肉厚」は約12mmで、長年の使用で表面が劣化しても、表面を削って 新品同様に戻すことが出来る「再研磨加工」が3~4回程度、可能です。
現在ご使用のゴムローラーに深いキズ等がなく、肉厚が7ミリ前後残っている場合は再研磨加工が可能です。
ゴム巻替えは不可
ゴム巻替えについては、平成10年頃よりゴムローラーメーカーの工程上の都合によりお受けできなくなりました。
使用上のご注意
ゴムローラーの洗浄については専用のインク洗浄剤をご使用下さい。
シンナー類はゴム質を劣化させますので、使用しないで下さい。
ご注文方法
当社ECカート販売サイトの商品ページからご注文いただくことも可能です。
下記のURLリンクより、アクセスいただけます。