
UVニスコーターロール
こんな方におすすめ
- ニスコーターロールの巻替えをご検討の方
- ゴムローラーの複製を注文できる企業をお探しの方
- ゴムローラーがお使いのニスや溶剤に膨潤してしまってお困りの方
[特注品] UVニスコーターロール
~膨潤テストでお使いのニスに合う材質をご提案可~
本記事でご紹介するのは、ニスをコーティングする機械=ニスコーター機のローラーです。
UV照射で硬化するタイプのニスコーター機で、乾燥が瞬時に完了するのが特徴です。
ゴムローラーの材質も、お使いのニスに耐性がある材質を選定しなければ長持ちしません。
仕様

UV樹脂材質を採用したゴムローラー
製品仕様
// UVニスコーターロール //
・サイズ:直径 75φ × 面長(幅) 670mm
・材質 :樹脂
・硬度 : 25度
UV用のローラーですので、材質はゴム(NBR)ではなく樹脂タイプの物を採用しております。
UVニスや、洗浄剤使用時にNBRゴムだと膨潤をしてしまう可能性があるからです。
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材質の膨潤テスト

お使いの塗料や溶剤に耐性がある材質を選定するテストも可能です
膨潤テスト ユーザー様が使用しているニスを少量いただければ、材質の膨潤テストをすることも可能です。
本案件では、樹脂ロールメーカー2社で膨潤テストをして、お使いの環境にマッチした、より耐久性が高い材質を選定させていただきました。
納期
ローラーの樹脂巻き工程には、約40日程度、製作日数を頂戴します。
鉄芯も複製可能
本案件では、ローラーの鉄芯も新しく、新調させていただきました。
もともと、お客様のもとに鉄芯の予備をお持ちではなかったようです。
本来、機械メーカー様から購入していただいた方が、寸法などのミスマッチがなくてベターです。
今回の案件では、使用している機械メーカーさんのサービスが終了し、お客様が予備の鉄芯を機械メーカーさんから購入できなかったため、当社にて鉄芯の「複製」を承りました。
鉄芯複製の流れ
本案件では、使用しているローラーをユーザー様より、お借りし、採寸し、予備用として鉄芯を複製させていただきました。
鉄芯複製のステップは下記の通りです。
step
1複製したローラーを当社にお預け下さい 。(期間は要相談。)
step
2お預かりした鉄芯を採寸して、図面を作成します。
(ゴムや樹脂は場合によっては剥がしが必要です。)
※新品はもったいないので、使用済みのローラーをお送り下さい。
step
3図面を基に、鉄芯を新規作成します。
(納期は約1ヵ月~1ヵ月半程度です。)
※鉄芯の構造によって異なりますので、ご相談下さい。
予備のローラーがあると便利
今回、鉄芯を新規作成し、新しいローラーを新調したお客様。
いったいどんなメリットがあるのでしょうか・・・?
機械を稼働し続けると、やがて、ローラーが劣化して、新しいローラーに交換する時期がきます。
その際に、もし予備のローラーを使用すれば、古いローラーを新しい樹脂材質に巻き直す間も、機械を稼働させることができ、仕事を停止せずに済みます。
機械メーカーさんによっては、鉄芯にゴムや樹脂が着いた状態の完成品を在庫で持ってきてくれるサービスを行っています。
しかしコスト的には巻替えの方が安くあがるケースが一般的です。
長期的なランニングコストの観点から見て、予備芯を持っておくという選択をされるユーザー様が多いです。
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