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ローラー鉄芯にコロやベアリングが入らない時の対処法は?


鉄芯にコロやベアリングが取り付けにくい理由

錆止め防止塗装が施されたゴムローラー (活版・テキン用)
ゴムローラーの巻き替え後に、鉄芯のコロやベアリング取付箇所に錆止め用の塗装仕上げをしてあります。
この塗装の種類は「黒ペイント」であったり「金ニス」であったりローラーメーカー各社で異なります。
ポイントとしては、この塗装を「シンナー」などで剥がしてあげると、下の写真のように鉄芯部分がむき出しになり、コロなどの部品が入り易くなります。

錆止め防止塗装を剥がしたローラー芯棒
芯棒の塗装を落とす手順
用意するもの
・シンナー
・ウェス
・耐溶剤手袋
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1換気が良い部屋で作業の準備を行い、耐溶剤手袋を装着
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2ウェスにシンナーを染み込ませる
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2シンナーが染み込んだウェスで塗装を拭き取り、剥がす
コロやべアリング取付前に、錆止め&潤滑スプレーを
芯棒の錆止め防止塗装を剥がしたため、コロやベアリングを取り付ける前に、「錆止め防止&潤滑スプレー」を吹きかけることをオススメします。
「錆止め防止&潤滑スプレー」というのは、有名どころで申し上げると「クレ556」のような製品です。
当社では、ゴムローラーメーカーが販売している、「キンヨースルー」という製品を社内で使用しております。
類似製品であれば、メーカーは問いません。
塗装が剥がれた芯棒部分にスプレーすると、潤滑油として機能し、部品も装着しやすくなります。