ローラー 用途

圧着ローラー | 使いやすい圧着・貼付用途ゴムローラーの仕様は?

硬質45度のハンドローラー
硬質45度のハンドローラー

こんな方におすすめ

  1. フィルムやラベル、シールなどの圧着、空気抜きのご用途でロールをお使いの方
  2. 圧着用途でゴムローラー購入を検討されている方
  3. ゴム硬度や芯金のタイプなど仕様よる使い勝手の違いを確認されたい方

圧着・貼付用途ゴムロール おすすめの仕様

当社では、印刷・版画業界以外にも、媒体を圧着したり、貼付するためのハンドロールをご提供させていただいております。

本記事では、過去の実績を踏まえ、お客様からのご意見を参考にして割り出した「使い易い 圧着・貼付用途ロールの仕様」についてご紹介させていただきます。

圧着ゴムローラーの販売事例

当社では圧着・貼付用途のハンドゴムローラーとして、ユーザー様に適したゴム材質や形状、サイズの製品をご提案可能です。

下の製品写真は過去の製作実績の一例です。

規格品 ゴム手ローラー 各種
鋼板転圧用ゴムローラー
長柄付きクロロプレンゴムローラー
重量17kg ニトリルゴムハンドローラー

使いやすい製品重量を考える

ローラーのご利用環境や用途によって、使いやすいハンドローラー製品の重量は異なります。

重量の違いによって生じるメリットをご説明します。

重量が軽い製品のメリット

長時間の作業は腕が疲れます・・

重量が軽い製品の場合、ハンドローラーを持って長時間作業するケースで疲れにくいです。

またゴム直径やゴム幅(面長)が小さいローラーの方が、重量が軽くなり、より細かくゴムローラーを動かすことができますので、操作性が良いと言えます。

操作性を重視したい場合のローラーサイズ

軽量かつゴム幅(面長)が小さいローラーの方が、より細かい作業を可能にしてくれます。

これは例えるならば、絵具を塗る際の筆の細さと同じような感覚です。
筆は太い方が絵具を広い面積で塗れますが、細かい線や装飾を描くときには不便です。

重量が重い製品のメリット

重量の重いハンドロールの場合、製品の自重をいかして圧着作業を行うことができます。

当社では、特注製品を1点から製造可能。

ご希望の製品サイズと重量をご指示いただければ、可能な限りご要望に添った重さのある製品を提供可能です。

ローラー製品の重量をUPさせるには

  • ゴムの直径を太くし、面長を長くする
  • 芯金を鉄材にするなど重い素材を選定する
  • 芯金を太く、長くサイズUPする
  • 製品に後付けで錘(おもり)をつける

より圧着用途に向いている硬度

ゴム硬度は硬い方が、圧着用途に向いており、使い易いという反応をお客様からいただいております。

当社の規格品は3種類あり、その中で硬質45度がおすすめです。

「新式」と「旧式」の比較

規格品 ゴム硬度3種類

  • 中質30度  (青色)
  • 軟質20度  (赤茶色)
  • 硬質45度  (薄緑色もしくは白色)
硬質45度 (薄緑色もしくは白色) / 軟質20度 (赤茶色)  /  硬質45度 (薄緑色もしくは白色)
硬質45度 (薄緑色もしくは白色) / 軟質20度 (赤茶色)  /  硬質45度 (薄緑色もしくは白色)

硬ければ硬いほどローラーを使う対象に圧力をかけられますので、さらに硬いゴム材質をお求めの場合は、特注製作を承ります。

「新式」より「旧式」の方がより頑丈

「新式」と「旧式」の比較

当社のゴム手ローラー用のローラーは、下の写真のように、ゴムローラーの側面に木製パーツが組み込まれております。

この木製部品の中央にある穴に、シャフトを通してハンドローラーとして使用します。

当社では、このような造りのローラーを「新式」と呼んでいます。

「新式」ゴムローラー / 左:ベアリング内蔵 右:真鍮部品内蔵
「新式」ゴムローラー / 左:ベアリング内蔵 右:真鍮部品内蔵

一方、もともと「旧式」というタイプのゴムローラーを、ゴム手ローラーに採用していた時期があります。

「新式」と「旧式」の比較は、下の写真をご確認下さい。

「新式」ローラー
「旧式」ローラー

ハンドローラーに対して、かなり強い圧力をかける場合は、その力がゴムローラーのシャフトに伝わり、シャフトを受けている軸が圧迫されます。

「新式」の場合、全体重を乗せて、思いきり圧迫するような使い方は、あまり向いていません。

強い圧力をかける場合は「旧式」タイプのゴムローラーの方が耐久力がありますので、おすすめです。

まずはお客様が必要なサイズのローラーについて、在庫があるかどうか、ご相談下さい。

旧式は在庫が少ない

旧式タイプも在庫品として、当社にいくつかストックがございます。しかし、現在の規格品に正式採用されているのは「新式」のため、「旧式」は在庫数が少なく、限られております。お求めの方は、まずは在庫確認のお問合せをお願い致します。

消耗品という考え方

とは言え、「新式」タイプのゴムローラーも、圧着ローラーとして市場で活躍しています。

ユーザー様の使い方にもよりますが、問題なくご愛用いただけますし、万が一、ゴムローラーが破損した場合は、ローラー部分のみをご購入いただくことも可能です。

価格と納期に関しまして

ハンドローラー製品の価格と納期の関係性については下の表の通りとなります。

注文方法価格納期
規格品・在庫品 ゴム手ローラーを注文特注より安価基本的に在庫あり
特注でハンドローラーをお好みの仕様で注文規格品より高価在庫がないので製作期間がかかる

安く買って、早く使いたい場合

ゴム手ローラーの規格品ラインナップ
ゴム手ローラーの規格品ラインナップ

当社に在庫のご用意がある規格品をお求め下さい。

規格品の中で、圧着用途として受注数が多いのは「ゴム手ローラー」です。

「ゴム手ローラー」の硬質タイプは下記のサイズが、在庫品としてラインナップがございます。

ゴム手ローラー 規格品ラインナップ

  • 3cm
  • 6cm
  • 9cm
  • 12cm
  • 15cm
  • 18cm
  • 24cm
  • 30cm
  • 40cm
  • 50cm
  • 60cm

※直径は5cm
※ゴムローラーは「新式」
※「新式」は30cm以上のロールにベアリング内蔵
※「旧式」は在庫があるかどうかお問い合わせ下さい

ゴム手ローラー 製品ページ

ゴムローラー部分のみの価格表も、下リンクのページ内にございます。

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お好みのカスタマイズで注文したい場合

直径を太くしたい、、、、またはローラーの長さを70cmにしたいなど、規格品サイズ外の場合は、特注対応にて1本からローラーを製作させていただきます。

下の製作事例のように、長柄を付けることも可能です。

その他、例えば屋外でローラーを使用したい場合、NBRゴムは、オゾンに弱いため、屋外向けにはオススメできません。
屋外用に耐候性のある材質のご提案も可能です。

圧着用途製品 特注事例

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