ローラー 手引き 材質

(FKM)フッ素ゴムローラー | 弗素材質の特徴について

フッ素ゴム材質もローラー
フッ素ゴム材質もローラー

こんな方におすすめ

  1. フッ素ゴム材質のゴムローラー製造をご検討されている方
  2. フッ素ゴム材質の特性を確認されたい方
  3. フッ素ゴム材質は、どのような業界や分野に向いているかお調べの方

(FKM)フッ素ゴムローラー | 弗素材質の特徴について

当社ではフッ素ゴム材質のゴムローラーも製造提供可能です。

当記事では、フッ素ゴム材質(FKM)の特徴をご紹介致します。

世の中のどんな物に採用されている?

Oリング
Oリング

主に「耐油性」や「耐熱性」、特定の薬品への「耐薬品性」が求められる業界向けに採用されるゴム材質です。

主に航空宇宙産業、自動車産業、化学産業において「フッ素ゴム」材質が活躍しています。

例えば、部品接続部の流体漏れを防ぐための「オーリング」などの部品として使用されます。

フッ素ゴム材質の優れている点

フッ素ゴムは、ポリマーのC-F結合により、「耐油性」や「耐薬品性」、「耐熱性」に非常に優れているゴム材質です。

耐油性

油分

他のゴム材質と比べても「耐油性」により優れており、油分を使用するような環境下で活躍します。

耐薬品性

幅広い「耐薬品」性能を備えています。

耐熱性

耐熱性

耐熱性能も他のゴム材質より優れ、約250度の高温下でも耐えうることができます。

フッ素ゴム材質のデメリット

コスト面

コスト

「フッ素ゴム」材質は、あらゆる耐性を兼ね備えている優れた材質である一方、コスト面では他材質と比較して高価です。

まずは「フッ素ゴム」以外のゴム材質でも問題がないか、ゴムローラーの用途と環境を確認していただくことをオススメ致します。

耐寒性

性能面であらゆる機能性を兼ね備えている「フッ素ゴム」材質ですが、強いて言えば、「耐寒性」が低いです。

耐寒性に優れている「シリコンゴム」材質が△50~△100度程度に対して、「フッ素ゴム」材質は△10~△50度程度です。

提供硬度の範囲が狭い

ゴムローラーとして製造・提供できるゴム硬度の範囲は、60~90度程度です。

印刷関係のゴムローラーとしては使用が難しいでしょう。

一般的には印刷や塗工関係以外の「工業関連分野」で活躍するゴム材質ということが言えます。

フッ素ゴム以外の材質について

当社ではブチルゴム材質以外にも、下のような材質をローラー製品として製造・提供することが可能です。

製造可能なローラー材質

当社では、主に下の表中の材質についてローラーを製造することが可能です。

NBRウレタンシリコンEPDM
CR弗素ゴムブチルゴムリルサン
粘着ゴムブラシ特殊毛羽材質牛革

上記以外の材質のロールも製造可能

表中にない材質でも製造・提供可能な物もありますので、気軽にお問合せ下さいませ。

お問い合わせはコチラからどうぞ

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