- 高温の環境下でゴムローラー使用をご検討の方
- 耐熱性が良好のゴム材質はどれなのかをお調べの方
耐熱性ゴムローラー | 高温度下でロール使用をご検討の方へ
本記事では、ゴムローラーの耐熱性能について、ご紹介致します。
高耐熱性 ゴム材質ランキング
耐熱性能に優れた順番でゴム材質を並べると、以下の表の通りとなります。
”ゴムの王様”とも呼ばれている、「フッ素ゴム」は耐熱温度が約250度程度あります。
また家庭用の食器や調理器具などでも活躍している「シリコン」材質も耐熱性が200度以上と優れています。
順位 | ゴム材質 | 耐熱温度(℃) |
---|---|---|
1 | フッ素ゴム | 約250度 |
2 | シリコンゴム | 約220度 |
3 | EPDM | 約150度 |
4 | ブチルゴム | 約120度 |
4 | クロロプレンゴム | 約120度 |
6 | NBR | 約100度 |
7 | ウレタンゴム | 約80度 |
上の表は、一般的な各種ゴム材質の耐熱温度を表記しています。
ゴム材質は各メーカーによって配合が違い、正確には同じゴム材でもメーカーによって耐熱温度が異なる場合もございます。
高耐熱性能ゴムと価格帯のバランス
耐熱性能ナンバー1の「フッ素ゴム」材質の価格帯
フッ素ゴムは高い耐熱性能を有していますが、製造コストが全ゴム材質中で1番高いです。
2番目の耐熱性能をほこる「シリコン」材質でも耐えられないような環境下であれば、候補ゴム材質として採用検討ください。
耐熱性能ナンバー2の「シリコンゴム」の価格帯
フッ素ゴム材質の次に耐熱性能に優れる材質は「シリコン」です。
価格的に「フッ素ゴム」材質よりは安くご提供可能。
ただし、「NBR」や「CR」、「EPDM」といったゴム材質よりは高価格帯になります。
価格がより廉価な「EPDM」などの材質でことたりないか確認をオススメします。
「 EPDM / EPT 」材質の価格帯
「EPDM」材質も約150度程度の環境下でも耐性があるとされます。
「フッ素ゴム」や「シリコン」よりも安価ですが、「NBR」や「CR」はもっとお安く提供できるケースもございます。
耐熱性強化ゴム材質の存在
メーカー各社にて、耐熱性を強化したゴム材質の開発・販売もされています。
各社にて材質特徴や価格帯が異なります。
お客様へ、より最適なご提案をさせていただくにあたり、各メーカーの機能強化ゴム材質がお役に立てるケースがございます。
お見積り依頼の際には、ご利用用途や必要な機能性など詳しい情報を頂戴できますと幸いです。
お問い合わせはコチラからどうぞ
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