ローラー 手引き 材質

リルサン®材質の樹脂ローラー | ポリアミド11

こんな方におすすめ

  1. リルサン材質のローラー製造をご検討の方
  2. リルサン材質とは何か?機能やメリットを知りたい方
  3. リルサン材質がどんな業界で活用されているかお調べの方

リルサン®材質の樹脂ローラー | ポリアミド11

リルサン®(Rilsan®)ローラーは、オフセット印刷機の機内でも稼働し、活躍しています。

当社でも、リルサン®材質を表面にコーティングしたローラーを製作・ご提供可能です。

リルサン®とは?

素材概要

フランスの化学品メーカーである「ARKEMA」社のPA11樹脂材質です。

トウゴマ
トウゴマ
ひまし
ひまし

「トウゴマ」の種子である「ヒマシ」を絞ることで得られる「ヒマシ油」を原料に製造されます。

環境配慮型材質として時代にマッチした植物由来のバイオマスプラスチックです。

材質の特徴

高い耐薬品性能があり、優れた耐衝撃性・柔軟性を有した軽量樹脂材質です。

また吸水性が低く、寸法安定性が高いのも特徴です。

採用されている業界・活躍する分野

材質特徴をいかした自動車関連の部品、工業用チューブ、電線被覆材、コーティング剤、金属代替品などとして使用されています。

印刷機械のローラーとして

オフセット印刷機内のロールとしてもリルサン®ローラーが活躍しています。

印刷機内のリルサン®ロール表面が損傷した場合などは、当社にて巻替え修理を承ることが可能です。

仕様書

オフセット印刷機向けリルサン®ローラー 」

  • ローラーサイズ:φ85.1mm×1060mm
  • ローラー材質:リルサン®材質

巻き替え時の注意点

中古品のローラーをお預かり後、加工完了まで1ヵ月半~2ヵ月程度の製作期間を頂戴しております。

予備のロールがお客様の手元にない場合は、機械の稼働をとめないといけないため、予めご了承下さいませ。

予備ロールがない場合の対処法

お使いのリルサン®ローラーの予備が無い場合、当社にロールをお預かりし、複製することも可能です。
ただし、複製するための図面作成など行いますので、2週間程度はロールをお預かり致します。

金属ローラー表面破損の際に修復材として活用も可能

印刷機の機内で稼働している「銅製ローラー」などの金属ロールの表面部分を傷つけてしまった場合、「リルサン®」材質を使って修理できる可能性があります。

表面が損傷したロールを研磨してから、決められた直径になるように「リルサン®」材質を成型します。

一部、印刷機メーカーではインキングロールや水ローラーの間に「リルサン®」材質ロールが標準採用されておりますので、金属ローラーの代替としても活用が見込める材質です。

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環境配慮品としての需要

SDGs

前述の通り、植物由来のポリマーのため、時代のニーズに適している材質と言えます。

積極的に「環境配慮型製品」を導入・購入、その後押しする企業が年々増加傾向です。

環境負荷低減の活動と製品の機能性を両立させる材質をお探しの場合は、是非「リルサン®」材質をご検討下さい。

リルサン以外の材質について

当社ではリルサン材質以外にも、下のような材質をローラー製品として製造・提供することが可能です。

製造可能なローラー材質

当社では、主に下の表中の材質についてローラーを製造することが可能です。

NBRウレタンシリコンEPDM
CR弗素ゴムブチルゴムリルサン
粘着ゴムブラシ特殊毛羽材質牛革

上記以外の材質のロールも製造可能

表中にない材質でも製造・提供可能な物もありますので、気軽にお問合せ下さいませ。

お問い合わせはコチラからどうぞ

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