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床 ローラーの製作をご検討の方へ | 見積方法と仕様をまとめました

床面の圧着に適した長柄付きローラー
床面の圧着に適した長柄付きローラー
こんな方におすすめ
  • 床に敷いた媒体にフィルムなどを圧着したい
  • 施工現場などの地面に敷き詰めたチップ材などを平らに慣らしたい
  • 長柄付きのローラーを特注製作したい
目次

床 ローラーの製作をご検討の方へ | 見積方法と仕様をまとめました

お客様によりマッチしたゴムローラーをご提供するために、当社では部位ごとにご希望のサイズや材質をお選びいただけるように努めています。

カスタムが可能な個所について当記事にまとめましたので、ご参考にして下さい。

床ローラーの仕様 | ゴム材質を選択する

屋内使用の場合は、基本的には「NBR」材質がおすすめです。

なぜなら汎用性が高く・他材質と比較しても割と安価で、かつ硬度もご選択いただける範囲が広いからです。

屋外で使用であればゴム材質はCR/ネオプレンがおすすめです。
屋外で使用であればゴム材質はCR/ネオプレンがおすすめです。

屋外仕様の場合は、「NBR」材質ですと、紫外線に弱いため、劣化が早まります。

オゾンクラックを軽減するような対策を施し「NBR」材質か、「CR / ネオプレン」などの紫外線に耐性があるゴムをお選びいただきますと、より長くご利用いただけます。

ゴムローラー材質まとめ記事

床ローラーの仕様 | ゴム硬度を選択する

ゴム硬度を選択していただくことが可能です。

基本的には硬いゴムの方が、力を強く加えなくとも圧力をかけやすいです。

ただし下に敷く対象物を傷つけたくない場合は、硬度を落としてゴムの弾力を活かして圧をかける方法も有効です。

過去の案件からご紹介しますと、触っていただくと硬さを充分に感じられるような、硬度50~70度程度の材質を選択いただくことが多いです。

圧着しやすいゴムローラーについての記事

ゴム硬度についての記事

床ローラーの仕様 | 寸法を決める

お客様に製作を検討しているロールの寸法を伺っております。

お問い合わせの際に、下記サイズについてお知らせいただけますとスムーズにお見積りが可能です。

見積依頼の際に、ご希望の寸法をお知らせください
  • ゴムローラーの直径
  • ゴムローラーの面長(長さ)
  • 長柄の長さ

ゴムローラーの直径

直径50mmのローラー
直径110mmのローラー

ゴムローラーの直径は大径な程、重量が増します。

大径であればあるほど、少ない回転で地面に圧力をかけることができます。

ご使用する範囲が広い場合は作業性や、軸の摩耗などを考えると、大径の方が効率が良い場合もあります。

小径の方が軽量になるため、持ち運びや保管の点を考慮する場合はサイズダウンを重視するのがおすすめです。

ゴムローラーの面長

ゴムローラーの長さを決めていただきます。

ゴムローラー直径でも触れたとおり、作業性を考えると長い方が効率が良いですが、操作性や持ち運びなどの重量面も考慮してご選択いただきます。

また基本的にサイズが大きいほど当然コストがアップ致します。

長柄の長さ

長柄の長さについてご希望がありましたらお伝え下さい。

床ローラーの仕様 | 全体重量を決める

重量はゴムの内側にある芯金の材質や厚みなどで変更・調整することが可能です。

おおまかな重量も設計の段階で算出することができます。

特に2022年以降に金属関係も高騰しているため、厚みがある金属材料を採用するとコスト的には高くなります。

材料調達やコストの兼合いで数値が前後してしまうケースもございますが、まずはご希望の目安重量を教えていただけますと幸いです。

床ローラーの仕様 | 形状を決める

通常では、ゴムローラーの両側からシャフトを通して固定する形状をご提案させていただいております。

ゴムローラーを両側からシャフトで支えた方が、ロールの重量を増しても安定します。

ただし、お客様の案件によっては、シャフトを片方側から差し込んだ仕様にしてほしいというご依頼をいただくこともございます。

片差込タイプのメリットは、例えば屋内にタイルカーペットなどを敷き詰める際などに、枠が壁に接触せず、壁を傷つけずに際までゴムローラーを使える点です。

床ローラーの仕様 | 追加仕様を決める

持ち手部分にスポンジを付ける

長柄部分にグリップスポンジを取り付けた例
長柄部分にグリップスポンジを取り付けた例

必要な場合は、長柄の手持ち部分にグリップスポンジを取り付けることも可能です。

ブラシを取り付ける

ブラシ取付仕様の長柄ロールも製造可能
ブラシ取付仕様の長柄ロールも製造可能

製品使用時に、ゴムローラーに砂や泥、汚れなどが付着する場合、枠の部分にブラシ部品を取り付けることで付着物を取り除きながらローラーを回転させる設計にすることも可能です。

ブラシは摩耗していくため、毛の部分が短くすり減っていきますが、ブラシ部品の位置も調整できるように加工致します。

ブラシの毛が短くなったら、ブラシをずらしてローラー部分に再び毛が当たるように調整していただけます。

塗装に関しまして

塗装業者にて焼き付け塗装を施すことも可能です。

1本からも業者での塗装仕上げを承ることも可能ですが、コスト的には高くなります。

コストを下げる場合は簡易な手塗りでの金ニス処理などで済ます方法もございます。

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この記事を書いた人

創業 明治36年 / 西暦1903年
(法人化は1973年~)

【版画・リトグラフ・工業用】
ゴム・革ローラーを製造&販売

【オフセット印刷・活版印刷機用】
各種ローラーの巻替え・消耗品販売

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